独自の基幹業務システムで材料手配、歩留まりも管理。
また、工程の進捗管理にバーコードシステムを導入。納期厳守と高効率をお約束します。
独自の基幹業務システムを開発し、材料手配から歩留まりまで、コンピュータによりデータを一元的に管理しています。建築業界が求める良質の製品を短期間で安定的に供給することを第一の命題に掲げ、近年の柱材の極厚化や製作時間のスピード化など、お客様のさまざまなニーズに柔軟な体制で対応しています。
生産指示については、現場での作業がしやすいように詳細な指示書が発行されます。指示書を発行する際に重要なのが、「図面が読める」こと。図面から必要なパーツをピックアップしたり、お客様の発注漏れの軽減に応えたりと、プロジェクトの一翼を担うスタッフという意識のもとに日々の業務に当たっています。
基幹業務システムの一環として、工程の進捗管理にバーコードシステムを導入。具体的な工事名を入力すれば、どの部品がどの工程まで製作されているかがリアルタイムで把握できます。次工程との連携による作業渋滞や手書き書類によるミス・ロスなどこれまでの課題を解消し、お客様からの緊急なご要望や変更に対してもスピーディなレスポンスを実現しています。
在庫管理についてもバーコードシステムによる現物管理方法で、正確な月次損益管理が可能です。鋼種はSS400、SM490A、SN490B、 SN490C、SN400B、SN400C、TMCPの在庫を常時そろえ、緊急の鋼材が必要な場合でも速やかな対応が可能です。
ワンストップサービスの大きなメリットに、不良品の責任所在が明確であることが挙げられます。桂スチールでは、検査係が工程ごとに品質検査を行う従来の方法に替え、品質を工程の中に作り込む方式を採用。工程ごとの担当者によるセルフチェックで品質確認を行っています。そのため検査係はサンプリング検査だけで品質確認がなされ、作業もスピーディ・スムーズに進められます。
自主検査を軸に据える品質管理は、製品の設計品質が確保できるように製作工程でのチェックを重視しています。製作工程ごとに製作担当者が次の工程に渡す体系に基づいて自主検査し、さらに検査係による中間検査・最終検査を併用して万全を期しています。