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一次加工・二次加工能力

BHの高品質を生み出す最新鋭装置と熟練工の技。

当社で大形から小形、ストレート・変形など多様な形状の溶接形鋼を製作しており、加工まで一貫して対応できる体制をもっています。
より幅広い形状の溶接形鋼を機械加工できるよう、加工設備に関しても独自に開発。溶接形鋼の製作のみならず、加工までご依頼いただくことで、ファブリケーターのみなさまの効率向上・コスト削減・納期遵守をお手伝いしています。
当社ではメーカー公称能力より1サイズ・2サイズダウンの板厚までの切断緒元を設定し、切断しています。レーザー切断においては8kwまで高出力化することで、板厚19mmまでの鋼板を切断面直角度1mm以内になるようにしています。また、2018年からJASS6にも記載されているレーザー孔に対応するために、板厚ごとのレーザー孔の出入り位置のループ設定などを行う緒元を作って、将来のニーズに対応していきます。 溶接形鋼の加工に関しては、お困りことがあれば、お気軽にご相談ください。

孔あけ(機械)

当社のH形鋼用ドリルマシーンは、門型とガントリー型の2タイプがあります。門型はストレート形状のBHを高速に加工することに向いており、ガントリー型は冶具に安定保持できれば、変形BHも加工することができます。門型は1,500×700mmまで、ガントリー型は2,500×1,000mmまで対応しています。板厚や材質に応じて最適な刃物や回転速度の選定を行うのみならず、孔あけ前にマーキングのみ行い、端明・縁明距離を確認した上で、孔あけを行います。また、切断箇所、および、ホールソーやガスで孔を明ける箇所にマーキングすることにより、高い切断・孔あけ精度を保持しています。 ドリルマシーンを操作する専用人員を配置しており、偏心、フランジ幅違い、切断前の部材が短い場合など、機械加工に向かない形状の部材についても、プログラムを調整し、極力機械加工を行う事で安定した品質と高い経済性を両立した製品を提供できるように努めています。

BH切断

せい2,500mm・フランジ幅800mmまでのBHを切断できます。フランジに対して垂直に切断するのみならず、フランジに対して45°まで切断角度を変更することができ、倍尺製作の幅を広げてさらなる経済性と精度を追及しています。 当社では製品形状や加工内容、材料寸法など特別な場合を除き、余長をつけてBHを製作し、余長をバンドソーで切断します。その後は、寸法誤差が発生しにくいよう、開先やスカラップなどを機械加工することで、高い精度の製品作りを行っています。

スケーラー

当社のスケーラーは、片方の端部の上下フランジとウェブの両面の黒皮を同時に除去することができます。 製品ごとに継手が異なり、摩擦面処理範囲が異なるため、作業員が製品ごとにスケーラー処理範囲をスケーラーにデジタル入力し摩擦面処理の範囲を指定しています。
また、孔あけ後にスケーラー処理を行うことで、孔バリ等も機械で除去します。加工工程全体での生産性を高めることで、より経済性の高い製品づくりを行っています。

作業員はスケーラー処理が完了した製品を1台1台、黒皮や孔バリ等除去が十分に行われているか確認します。不十分な場合、手作業にて確実に黒皮や孔バリ等を除去します。片端づつ機械処理するため、片端は摩擦接合で、反対端部は溶接接合の製品もスケーラー処理を機械で行うことができます。但し、上フランジ(または下フランジ)のみスケーラー処理を機械で行うことはできません。

H形鋼フランジ追込・開先・スカラップ

せい2,500mm・フランジ幅900mmまでのBHをフランジ(ウェブ)追い込み加工、スカラップ加工、フランジ開先加工を行います。 フランジ(ウェブ)追い込み加工はフランジ厚ごとに、1工程で切削できる追い込み量が異なります。 スカラップはR35×35、R35×45、R35×53、および、ノンスカラップ形状の切削刃を常備しています。 開先は内開先、外開先の両タイプに対応しています。 外開先タイプはフランジ厚75mmまで、内開先タイプはフランジ厚53mmまで加工可能です。素材BHの倍尺製作と合わせて精度と経済性の高い製作を実現します。

H形鋼ウェブ開先

国内でも珍しいH形鋼用のウェブ開先機をメーカーに特注し開発しました。フランジの干渉があるために機械加工が難しいとされてきましたが、専用の小型回転刃物を開発することで機械加工を実現しました。フランジ開先やスカラップ加工のみならず、ウェブ開先も当社で行うことで、貴社の短納期・コストダウンの支援をいたします。
本機械はスカラップ加工を行う製品を対象に設計されています。ノンスカラップタイプの場合、フランジ側に若干の切削残しが発生します。

ショットブラスト

当社のショットブラストは、せい1,600mmまでのBHをブラスト処理できます。ブラストには鉄球を用います。
塗装前処理としてショットブラストを行い、同工場内で塗装を行うこともできます。
横持ちに関する費用や製作期間の削減を実現いたします。
また、当社では板幅2,500mmまでショットブラストを行うことができるため、BH組立て前にショットブラストを行うことで、せい1,600mm・フランジ幅800mmを超えるサイズのBHを黒皮除去できます。

梁/柱加工

梁加工用ロボット・ポジショナーを4台。仕口加工用のロボット・ポジショナーを2台配備しています。当社工場内には40tクレーン、30tクレーンもあり、単重の大きな製品についても加工できる体制を用意しています。
当社は鉄骨製作工場 Hグレード(認定番号 TFB H-15 1469)を取得しており、原板調達、素材製作から梁等の製品の製作までファブリケーターのご依頼の元、実施しています。
素材製作から一貫して行っており、横持費用の削減による経済性、より確実な納期の追求を行っています。

塗装

940㎡の塗装ヤードでは全天候での塗装作業を可能にしています。
スプレーで塗装がしにくい部分に事前に塗料を塗るなど行い、高品質での塗装を行っています。

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