BH(溶接H形鋼)は当社の主力商品です。
材料から溶断・溶接・加工までの一貫生産体制に加え、安定した品質の製品を供給できるよう製品自主検査を常時実施しています。
基本加工、一次加工、二次加工、ご希望の状態まで製作します。当社物流部門である桂物流の活用により、ご希望にそったタイミングでの納品を調整させていただき、御社の鉄骨製作の効率化をご支援いたします。
BHはロールH形鋼と異なり、製品全てが受注生産です。 サイズ・板厚・材質のみならず、ストレート・変形、および、単品・倍尺製作など、お客様と綿密に打合せをして製作します。当社では多種多様のBHを製作しており、BH製作について専門性をもった社員が、御社との打合せを担当させていただいております。
オーダーメイドのBHを経済的に要望される納期内に製作するためには、当社での BH製作を効率化することが必要となります。技術者の育成と並行して、製作・加工 のための機械開発を継続し、BH製作の効率化を推進しています。
大型BHは、せい2,500mm・フランジ幅800mmまで機械加工に対応しており、溶接・矯正後に冷間で切断・切削加工し、高精度なBHを製作できます。せい2,500mm・フランジ幅800mmを超えるBHについても、これまでの製作実績(せい3,200mm、全長20mなど)に基づき、製作させていただいています。
独自製作設備や設備増強によって、時代のニーズに対応していきます。
①再開発事業や湾岸エリア等に利用される構真柱など十字部材や、耐震部材等に利用される小径BH専用の組立て機を独自開発。
②独自のサブマージアーク溶接機は、部材形状によって使い分けられるよう3タイプ。
③フランジ幅1,200mm、フランジ厚70mmまで冷間矯正できるよう矯正機の大型化
建築物の高層化による端部拡幅・増厚・高規格材・ロングスパン化などにより、BH加工において板継処理を行うことが増えています。
①板継に使用する可搬式溶接ロボットを増設し19台(2020年12月時点)保有。
②裏ハツリ精度を高め、AW技能者を溶接に専念させ、裏ハツリ面のロボット溶接品質を高め、溶接部入熱を減らすために使用してきた、裏ハツリ機械(メカニカルガウジング)を大型化(切削加工長600mm→1,000mm。板厚50mmまで。)