鋼と創造

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鋼と創造 BHの製作は、鋼そのものを知ることから始まる。
鋼と語り、鋼と折り合いをつけ、人の力を鋼の力に替えていく。
その品質を支えるのは、最新の設備と人の技である。

桂スチール独自システム紹介シリーズ こだわりの技術開発 第1回 SAW溶接装置 隅肉溶接からワンパスフルペネ溶接まで、幅広く対応する最新のSAW溶接装置。
どんな母材サイズにも応えるSAW(サブマージアーク)溶接装置

橋梁やドーム球場のような建築物の大型化により、BHの母材も、より長く、ウェブ・フランジともより厚くなってきています。これらのBHには、より深く溶接するフルペネ(完全溶込)溶接の技術と、一度の溶接で仕上げるワンパス技術で、完璧なまでのビード(溶接線)を描く高品質な溶接が求められています。独自で開発した「ジャンボガルウィング(ワンパスフルペネ溶接装置)」ならば、母材長24メートルまで、デプス200mm~2,500mm、フランジ幅125mm~800mm、最大重量20,000kg/本までの超大型BHを製作することが可能です。


電流・電圧・速度の最適化による美しく安定した溶接品質

桂スチールでは、母材の条件にあわせて「ジャンボガルウィング」「ガルウィング」「バッファロー」など複数種のSAW溶接装置を現在使い分けています。これらを使って、隅肉、パーシャル(部分溶込)、フルペネ(完全溶込)による溶接方法で、高品質を得るには「電流(溶込深さ)」、「電圧(ビード巾)」、「速度(溶着金属量)」の三つの基礎条件が整う必要があります。《H.I=E(V)×I(A)×60÷V(Cm/分)》で割り出される入熱量の管理が適切に行わなければならないのです。


最大1600mm×500mmのBHが同時に2本溶接できる

溶接品質保証体制とカンどころ

良質で安定した品質を得るには、電圧、電流、速度をいかに装置に安定供給するかが肝要となります。桂スチールの技能工は、長年培った経験により、緻密な操作と流れるような効率的作業を確立。溶接品質の保証体制として、新型SAW溶接装置の導入にあわせて技術力を高めています。


◆SAW溶接設備
種類 名称 設置年 台数
高速自動溶接装置 ガルウィング 2002年 3基
ジャンボ・ガルウィング 2006年 1基
バッファロー 2007~2008年 4基
合計 8基

全設備に置いて、高速での隅肉溶接およびフルペネ溶接が可能です。
溶接電源は、設備1基につき6台を使用しています。

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